

ワンピース21st ワノ国編
TV-14
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ワノ国。それは侍が闊歩し、忍者が暗躍する謎多き鎖国国家。四皇カイドウが支配するこの国へやってきたルフィ達。やっと手に入れた僅かな米を炊きごちそうしてくれたお玉へのお礼に、腹いっぱいに飯が食える国にしてやると約束するルフィ。立ちはだかるカイドウ。仁義、団結、裏切り、陰謀。様々な想いを胸に、つわもの達が集結する!
ワンピース • 21st ワノ国編の視聴方法
197話
- 火前坊襲来 迫るオロチの魔の手
第1058話火前坊襲来 迫るオロチの魔の手キッドにとっては武器ともいえる鉄クズがビッグ・マムによって命が与えられ、キッドとローにとっては苦しい戦況になってきた。巨大化したマムのパワーでナポレオンやヘラ、プロメテウスも急激にパワーアップ、その威力はそれまでとは比較にならず、キッドとローは消耗していく。城内を火薬庫に向けて進撃する火前坊の存在を知ったイゾウは、カン十郎だと察し、マルコの力を借りて城内に急ぐ。ヤマトは二牙を説き伏せて火薬庫に急いでいたが、その二牙の頭に上層から逃れてきたロビンとブルックが落下。追ってきたCP0は火前坊の炎を浴びてしまう。 一方、モモの助は鬼ヶ島に焔雲を巻き付ける作業を完了。そしてキングと一騎打ちのゾロは、「貂自尊皇」をはじめとして次々と繰り出される強力な技、そしてキングの剣技に劣勢に追い込まれていた。ふっとばされたゾロの耳に、突然聞こえてくる三味線の音色。すると、閻魔が反応し、炎を発し始める。その音色は、狂死郎に斬られたはずの小紫が奏でているものだった。彼女の姿を目の当たりにしたオロチは「夢なら醒めんでくれ!」と涙を流す。 - 閻魔の秘密! ゾロに託された妖刀
第1060話閻魔の秘密! ゾロに託された妖刀激しい戦いを続けるゾロとキング。キングの“刃裏双皇(バリゾウドン)”をかろうじてはね返したものの、ゾロは屋外から屋内へと墜落し、そのまま倒れた。ゾロの脳裏に、故郷のシモツキ村の記憶がよみがえる。村の岬でいつも釣りをしていた“村のジジー”は、ゾロに「スナッチ」という言葉を教えた男だ。さらに、ライバルのくいなを倒すべく稽古に励むゾロにジジーは二本の真剣を与え、刀の恐さを教えた。このジジーこそ、飛徹から聞いた“霜月コウ三郎”であり閻魔の作者だった。 鬼ヶ島を止めようとしていたモモの助は、カイドウの焔雲を掴んで方向を変え、最悪の事態を避けようと奮闘する。一方、城内ではドレーク&アプーがCP0と戦いを繰り広げている。閻魔、和道一文字、三代鬼徹を携えて立ち上がったゾロは、覇王色の覇気を放ちながらキングと対峙した。亡きくいなとの、そしてルフィとの出会いの際に交わした「世界一の剣豪になる!」という約束を胸に秘め、ゾロはキングに立ち向かう! - 魔神の一撃! サンジVSクイーン
第1061話魔神の一撃! サンジVSクイーンついに激突するサンジとクイーン。クイーンの望みはレイドスーツを着たサンジに勝利し、自分はジャッジよりも優れた科学者だと証明すること。スーツはサンジが破壊したが、クイーンはヴィンスモーク家の子供達の技を次々と再現して自身の科学力を見せつける。一方、科学の力の覚醒によって血も涙もない怪物になる運命を受け入れたサンジは、クイーンの透明化に対し高速移動での消失で対抗する。その時、突如戦いの場に芸者・お染とネズミの忠治が現れた。 実はサンジを追う最中にお染を発見したクイーンは、彼女が自分の指名を断るために仮病を使ったことを察し、透明化の状態で殴り飛ばしていたのだ。その瞬間、偶然お染の目の前にいたのがサンジだったため、彼女はサンジに殴られたと勘違い。またサンジも殴ったのは自分だと思いこんでいた。クイーンこそが本当の犯人だと悟ったサンジは、ジェルマの力に武装色を重ね、より高温の炎を纏った足で連続攻撃。たとえ心を失ってもクイーンに勝利し、ルフィを海賊王にする──その強い決意で最後の一撃を放つ……! - 覇王の三刀流!ゾロVSキング
第1062話覇王の三刀流!ゾロVSキングゾロはキングと交戦中。キングにダメージが入る時と入らない時があると気づいたゾロは、その違いを見極め、キングの背中の炎が消えた瞬間に、極・虎狩りを放つ! ダメージの入ったキングは、仮面の一部が剥がれ落ち、褐色の肌が露わとなる。仮面をすべて剥ぎ取ったキングの素顔は、褐色の肌に白髪の長い髪、左目の周りには月桂樹を思わせるタトゥーがあり、かなりの美形である。政府に知らせるだけで一億ベリーだと部下達に噂されるキングの正体に、ゾロも少し興味を持つ。そんな中、キングはカイドウとの出会いを回想する――。 幼少期は『アルベル』と名乗っていたキングは、実はルナ―リア族という特殊な種族で、政府の化学施設に捕まり、過酷な耐久実験を受けさせられていた。そこに現れたカイドウにアルベルは解放され、『キング』という名を与えられたのだった……。カイドウを海賊王にする為に戦うキングは、『御守火龍皇【おおもりかりゅうどん】』を放つが、ゾロの『閻王三刀龍・一百三情・飛龍侍極』によって一閃される!!吹っ飛ばされたキングは、遠のく意識の中でカイドウが〝ジョイボーイ〟なのではないかと考えていたことを思い起こす……。一方、ゾロも、かつてミホークに敗れた後、「おれはもう!! 二度と敗けねェから!!!!」と、ルフィに誓った日のことを思い起こしていた……。禍々しい覇気を放ちながら、「なってやろうじゃねェか、地獄の王に!!!」と宣言するゾロ。こうして、ゾロはキングに勝利した! - ルフィ躍動!新時代の分岐点
第1063話ルフィ躍動!新時代の分岐点ついにキングを倒したゾロ。それを見ていたメモリーズからの報告に驚くCP0。地下の武器庫へ向かっていたヤマトは武器庫への扉を守る六鬼に遭遇するが二牙が六鬼を倒し、扉も開け、武器庫へと向かう。ハムレットと共に錦えもん達を助けに来たウソップ、しかしそこへギフターズたちが大群で押し寄せた。その状況を見て、「拙者はいい。菊だけでも」と錦えもん。それを聞いた菊は「いえ、拙者はもう助かりません」そんな二人に怒り叫ぶウソップ。「おれは鼻水たらしても生にしがみつく!! 見苦しくても!! 生きて!! 生きて!! 生き延びて来たから、今生きてんだ!!」さらにそこへイゾウもやってきて言った。「生きろ!! お前達が本当に麦わらのルフィを信じているなら!!」と、背中を見せるとそこには光月家の家紋が入れ墨されていた。 イゾウは二人をウソップに託し、ギフターズ達を倒して行く。雷ぞうと福ロクジュは互いに「金縛りの術」をかけ、動けなくなり、ついには雷ぞうの仁王襷に引火してしまうがこう叫んだ。「拙者はおでん様の家臣!! こんなもの熱いとも思わぬわ!!」オロチは小紫に「あの曲を弾いてくれ」とリクエストした。CP0と戦っていたドレークと三鬼がやられるとアプーは一美を連れて逃げだす。そんなCP0に電伝虫から連絡が入り、看板が全滅したことを知らされた。一方、熾烈な戦いを続けるルフィとカイドウ。技の応酬からルフィの「ロックガン」が炸裂。「楽しくなってきた」とルフィ。するとカイドウも応じた「おれもだ!!」 - 酒龍八卦!ルフィに迫る無法の龍
第1064話酒龍八卦!ルフィに迫る無法の龍花の都を占拠する為、空を飛んで行く鬼ヶ島。その頃、花の都では町人達が火祭りに興じており、中には飛徹とおトコの姿もあった。火祭りの終わりに打ち上げられる空船に『お父ちゃんに会いたい』と一番のお願い記すおトコ。飛徹は胸が痛む。鬼ヶ島のドクロドーム屋上では、ルフィとカイドウが激闘を繰り広げていた。ルフィとの戦いの楽しさに酒を飲みだしたカイドウはいきなり大笑いを始める。酔っ払い、隙だらけになったカイドウーーかと思いきや、「酒龍八卦!!!」の叫びと共に一気に力を解放する。輪雷上戸、落込上戸、泣き上戸、そして怒り上戸と、酔い方が変わる度に力や覇気が増大していくカイドウ。あまりにも捉えどころのないカイドウの様子に翻弄されるルフィだが、気を引き締め治すとカイドウに渾身の一撃をお見舞いした。 ワノ国の近海では世界政府の船団が待機していた。展望台から監視していた兵が天に届くほどの巨大な影を目にする。その時、大波が起こり世界政府の船を襲う。それは伝説の巨象ズニーシャで、辺りに大波を巻き起こしながらワノ国へと向かっていた。マリージョアでは五老星が深刻な面持ちで話し合っていた。「……ワノ国の戦いの中で、もしあの実が覚醒することがあれば……」その言葉にありえないと五老星の一人は反論するが、「では、なぜ世界政府は……!! わざわざあの悪魔の実にもう一つの名を与えた!!歴史からその実の名前を消す為だろう!?」と明らかに狼狽えている別の五老星もいたのだった。 - 同盟壊滅!? 燃えろ新世代の意志!
第1065話同盟壊滅!? 燃えろ新世代の意志!火前坊の炎が城全域に広がり、侍たちもカイドウ兵たちも大混乱に陥っていた。悲鳴と怒号があちこちで響く中、金縛りの術をかけあって身動きできなくなっている雷ぞうと福ロクジュの体にも炎が回り始めている。ベビジジーチョッパーはランブルボールによる巨大化からようやく元の姿に戻り、その副作用に驚くと同時に、同じように超回復の薬を使ったゾロを思う。当のゾロは、副作用による瀕死状態でその命は風前の灯。ついには目の前に死神の幻想を見てしまう。深傷を負いながら戦うイゾウはCP0と出くわし、彼らに銃を向ける。 ローとキッドはビッグ・マムの猛攻についにダウン。二人を救おうとするクルーたちはビッグ・マムが放つ電撃で次々に倒れ、虫の息になってしまう。ビッグ・マムはカイドウとルフィの戦いに参戦しようとヘラに乗って上昇するが、ローが技を使って刀を光とともに巨大化させてビッグ・マムに差し向け、空中で顔面を貫通させる。動きを封じられたビッグ・マムはローの「衝撃波動」にダメージを受け、ヘラから地上へ墜落してしまった。髪を逆立ててローとキッドに反撃しようとするビッグ・マムに対し、今度はキッドが大技の「磁気大魔牛」を発動、ビッグ・マムに叩きこむ。ローもキッドもこの時、心は一つ。屋上には決して行かせない。 - 大トリ来る!波動と磁気の大技
第1066話大トリ来る!波動と磁気の大技キッドの作り上げた巨大牛が、押し合いの末、ついにビッグ・マムをぶっ飛ばす。歓喜するハートの海賊団、キッド海賊団のクルーたちだったが、ローは不満げに言う。「おれの大技の後に……派手な攻撃をして勝者感出しやがって……! おれはてめェの前座じゃねェんだよ!」売り言葉に買い言葉で言い返すキッド。立ち上がったビッグマムは、ケガをすぐに直し再び向かってくる。キッドは、ビッグ・マムと建物に、それぞれSとNの磁極を付与(アサイン)する。ノーガードとなったビッグ・マムに、キッドは巨大牛に乗ってもう一度突っ込んで行く。しかし直撃の寸前、ビッグ・マムは建物を力任せに引っこ抜き、盾とした。ビッグマムは鳴光剣の剣先から、炎と雷が合体したエネルギーを放出させ、『母訪砲 三千里(バホウほう ミザリー)』を出現させる。 その時、ローは大きな瓦礫をビッグマムの上に落下させる。すかさずビッグ・マムの上に飛び乗り、K・ROOM(ク・ローム)麻酔(アナススィージャ)を発動。光をまとった刀が、ビッグ・マムの胸を貫く。刀がライブフロアの床に突き刺さり、そのままどんどん刀身が伸びて、下へ伸びて行く。ビッグ・マムは倒れながらも、自分の体の上のローを無茶苦茶に殴る。ぼろぼろになりながらも、決してその場を動かないローだが、彼の刀の先が、ついに地中のマグマ近くまで到達する。ローは穿刺波動(パンクチャーヴィレ)を発動。ビッグマムを強烈な衝撃が襲う。大ダメージを負ったビッグマムだが、まだ立ち上がる。そこにキッドが電磁砲(ダムドパンク)を叩き込む! - 新時代へ!決着!ガキ共の覚悟
第1067話新時代へ!決着!ガキ共の覚悟ロー、キッドとビッグ・マムの激闘が続く。ビッグ・マムはソウルポーカスを繰り出すが、ローもキッドも一歩も引かず動じない。ローの『R・ROOM 凪(リ・ルーム サイレント)』によってビッグ・マムは封じ込められ、彼女が放つすべての音も消された。さらにキッドのダムドパンクが炸裂、ビッグ・マムは鬼ヶ島を揺るがしながら降下していく。その間もドクロドーム屋上ではゾロが生と死の狭間で苦闘し、城内三階では雷ぞうと福ロクジュが激しい炎に包まれて対峙していた。 小紫の三味線が鳴り響く中、島の異変に気づくオロチ。鬼ヶ島を飛び出したビッグ・マムはさらに下降し、ワノ国の地中深くへと押し込められる。そして、煮えたぎるマグマに突っ込むと大爆発した。ローとキッドはついにビッグ・マムに勝利したのだ。その頃、モモの助は合流したヤマトに「ズニーシャが近くに来ている」と告げていた。ズニーシャ、それはおでんが日誌に記していた巨大なゾウ。800年前、罪を犯したジョイボーイの仲間なのだ……。 - 月姫が響く! ワノ国最終局面!
第1068話月姫が響く! ワノ国最終局面!モモの助がズニーシャと言葉を交わせると知り、彼こそ世界を夜明けに導く者だと確信するヤマト。しかしモモの助は迷っていた。ワノ国の人々が危険に晒されるのなら開国はしたくない、と。一方、マハにとどめを刺したイゾウだったが、同時に彼も致命傷を負っていた。菊を思いながら静かに目を閉じるイゾウ。生き残った傷の男も重症だったが「今すぐに麦わらのルフィを消せ」と指令が下り、怒りをあらわにする──その背後にドレークが迫っていた。 同じ頃、崩れ行く鬼ヶ島を目の当たりにしたネコマムシ達が避難を開始。ジャックを討ち取るも満身創痍のゾロをフランキーが救出。ナミ達はローとキッドの勝利を知る。ドーム屋上ではルフィとカイドウの激闘が続いていた。ビッグ・マムの敗北に、泣き上戸と化すカイドウ。ルフィは「カイドウを必ずワノ国から追い出す」という強い決意で猛打を続ける。宝物殿ではオロチが瓦礫の下敷きになっていた。なぜか変身できないオロチに、海楼石の釘を刺したのは自分だ、と告白する小紫。そしてオロチはついに小紫の正体を知る! - 勝者はひとり ルフィVSカイドウ
第1069話勝者はひとり ルフィVSカイドウ連絡通路で福ロクジュと対峙していた雷ぞうは炎に焼かれながら辛くも勝利。倒れている雷ぞうの元にジンベエが駆け付ける。一方、五老星の勅令でルフィ抹殺に向かおうとしていたCP-0のメンバーを不意打ちで刺したドレーク。しかし、ドレークは指銃を食らって吹っ飛ばされる。同じ頃、鬼ヶ島屋上ではカイドウとルフィの激闘が続いていた。カイドウは『甘え上戸』で、ルフィに甘えはじめたり、『盗人上戸』でルフィの技を真似て攻撃してきたりした挙句、ルフィの眼前で強烈なボロブレスを放つ! なんとかその熱線から脱したルフィは最後のギア4を発動し、カイドウに向かう! 対するカイドウは『殺戮上戸』状態で覇王色の覇気を発動し、ルフィに止めを刺すべく金棒を振り上げた!だが、そこにCP-0のメンバーが邪魔に入り、鉄塊でルフィの攻撃を阻止。技の出せないルフィにカイドウの強烈な一撃が入ってしまう。かつて、おでんとの決戦で予期せぬ不意打ちで勝利してしまった苦い記憶が蘇るカイドウであった。 - ルフィ敗北!? 残された者の覚悟
第1070話ルフィ敗北!? 残された者の覚悟CP-0の妨害に合い、ルフィはカイドウ渾身の攻撃をもろにくらってしまう。カイドウは鬼ヶ島を揺るがす程の一撃でCP-0を消し飛ばすと、怒りのままに龍に姿を変じた。ライブフロアでは大火事になった城を河松が見つめていたとき、仲間の悲鳴に気づいて振り向くと、煙を裂くように龍態のカイドウが天井から降臨する。今すぐモモの助に降伏を宣言させろと侍達に迫るカイドウ。命の限り戦い抜くと強気に答える侍達に向かってカイドウはこう言い放つ「麦わらのルフィは死んだ!!!」。そこへカイドウに向かって反論するひとりの人物――、それはナミであった。「あんたみたいなウソつきのいう事なんて信じない!!」そう叫ぶナミに向かって、カイドウは非情にもボロブレスを放つ。間一髪でマルコが守り事なきを得るが、ナミは倒れたまま涙を流し続ける。カイドウは侍達に向かってこの国の全員を奴隷にすると宣言するのだった。 一方その頃、鬼ヶ島の空では焔雲を掴んだモモの助と彼の背に乗るヤマトが言い合っていた。ルフィが勝てない相手には降伏するしかないと言うモモの助に対し、ヤマトは一喝する。「ここで手を引くくらいなら一緒に死のうよ!!!」。ライブフロアでは侍達が必死に戦うがカイドウの一撃になすすべもなくやられていく。荒い息を上げながらローとキッドはなんとか戦い続け、かつてない危機にナミは悲痛な声を上げる。どうしようもなくなった状況にあってもなお、死んでしまったルフィはドクロドームの屋上で静かに倒れ続ける――と、その時、ルフィの心臓が強く鳴った。鼓動が高鳴っていくにつれ、ルフィの心音はドラムのようなリズミカルな音へと変わっていく。ワノ国の近海で佇んでいたズニーシャがルフィの心音に気づき、モモの助に語り掛ける「聞こえる……!!」。一体何が聞こえるのかと問い返すモモの助に、ズニーシャは更に言った。「間違いない、そこにいるぞ」「ジョイボーイが……!!」。倒れていたルフィの髪が不意に揺らめくと徐々に白くなっていき、その口元が不敵に笑みを形作るのだった。 - ルフィの最高地点 到達 !〝ギア5〟
第1071話ルフィの最高地点 到達 !〝ギア5〟ルフィは敗北したが、リズミカルな鼓動がはじまり、意識が戻ってくる。ルフィは大笑いをはじめ、復活する。この事態に五老星がふるえはじめる。ゴムゴムの実のもう一つの名前、ゾオン系『ヒトヒトの実』幻獣種・モデル「ニカ」。空想のままに戦い、人々を笑顔にした〝解放の戦士〟。世界でもっともふざけた能力…ルフィは今、その領域に突入したのだ。瓦礫の下敷きになったオロチは、三味線を奏でる日和の懐柔に必死。しかし日和はオロチの空疎な言葉に怒りをぶつける。そこに火前坊が現れ、オロチに助けを求めてきた。オロチは火前坊を日和に差し向けようとするが、火前坊はオロチにすがり、ついにはオロチを焼き殺す。日和は断末魔のオロチを冷ややかに見下ろすだけだった。 復活したルフィは「ギア5」を宣言、覇王色の覇気を全開にする。城内で暴れるカイドウを屋上へ引っ張り上げ、自由な発想のおもむくままにカイドウを圧倒、やりたい放題のコミカルなバトルが展開する。怒り狂うカイドウのボロブレスも、ルフィはありえないコミカルな技でブロック。それまでの死闘から一変、ルフィの攻撃は「笑い」の絶えないものになった。 「ケリ、つけよう!」笑い転げるルフィは、カイドウに挑みかかっていく。 - ふざけた能力! 躍動するギア5
第1072話ふざけた能力! 躍動するギア5ついにギア5の境地にたどり着いたルフィはトランポリンをするように、地面からボヨーンと飛び跳ねていた。隙だらけに見えるルフィを、カイドウは一口で飲み込んだが、ルフィはカイドウの体内で大暴れする。滑り台のように急降下したり、駆け回ったり、さらにはゴムゴムの風船で巨大化すると、カイドウの腹はまるでツチノコのように膨れ、空中に浮かび上がる。好き放題暴れたルフィは、カイドウの口から外に飛び出す。外に出てからも、ルフィは超巨大な姿になってゴムゴムの巨人(ギガント)を放ったり、カイドウを縄跳びにして遊んだり、トリッキーな戦いぶりをみせる。しかしついに、カイドウの降三世(こうさんぜ)引奈落(ラグならく)をもろにくらってしまう。 大ダメージを受けたルフィは、巨人状態が解け、白かった髪が黒に戻り、まるで見知らぬ老人のように齢をとった姿になる。激しい消耗を感じるルフィだったが、錦えもんやモモの助、お玉、ペドロの姿が脳裏によぎる。再び独特な心臓のリズムが上がっていき、ギア5となるルフィ。どこまでも楽し気に、ルフィはカイドウに向かって行く。カイドウは、ギア5となり外見も戦い方も大きく変わったルフィに尋ねる。「お前は……誰だ」ルフィは笑って答える。「おれが誰か? モンキー・D・ルフィ! お前を超えて海賊王になる男だ!!」 - 逃げ場なし!地獄絵図の鬼ヶ島
第1073話逃げ場なし!地獄絵図の鬼ヶ島 伝説の戦士“ニカ”の姿になったルフィは、カイドウの凄まじい攻撃をはね返し続ける。ドクロドームの火事は燃え広がり、今や鬼ヶ島全体が炎上していた。ナミ、お玉と再会したチョッパーはたがいの無事を喜び合うが、炎と煙の猛威の前になす術もない。ロビンとブルックは地下を進み、城内三階では傷ついた雷ぞうをジンベエが懸命に支える。サンジは遊女たちを守りながら必死に避難し、ウソップは錦えもん、菊之丞を連れて必死の消火を続ける。そしてフランキーは意識のないゾロを担ぎ、ギフターズたちに慕われながら炎から逃れていた。 やがて四階に到達した雷ぞうは、20年前、燃える城内からトキとモモの助、日和を助けられなかった過去を悔やみつつ、忍法・巻々の術(マキマキのじゅつ)を放つ。それは、かつてモコモ公国で得たズニーシャの水浴びの水を解き放つ術だ。その水をジンベエが魚人柔術・海流一本背負いで投げ、下の階へと向かわせるが……果たして火災は食い止められるのか? 一方、カイドウの力は限界に達しようとしていた。鬼ヶ島の落下を食い止めるため、ヤマトはモモの助に「島を支える焔雲を作れ!」と命じる。 - モモを信じる ルフィ最後の大技!
第1074話モモを信じる ルフィ最後の大技!鬼ヶ島の落下を食い止めるため、焔雲を出そうと奮闘するモモの助。だが、どうしてもできない──涙を浮かべたモモの助の脳裏に、20年前自分たちを未来へと送り出したトキの姿が蘇る。今の自分では母に顔向けできない。ワノ国を守るためモモの助は決意を新たにする。一方、ルフィは雷を使ったデタラメな攻撃を次々と繰り出していた。それらすべてを覇気で圧倒し、ルフィを天空へ吹き飛ばすカイドウ。ルフィは分厚い雲の中へ姿を消す……しかし、カイドウの胸ぐらを掴んだ手は、無数のカマイタチで切りつけようとも決して離れないのだった。 花の都では人々が亡き人を思い、空船を飛ばしていた。男達は明日からの奴隷仕事を憂い、来年も生きていたいと願う。──そこに迫る鬼ヶ島では、今尚それぞれの戦いが続いていた。日和を道連れにしようと迫るオロチ。家族が幸せになるなら自分達は鬼ヶ島もろとも落下して死んでも構わない、と笑う侍達。炎に巻かれようとも濁流に飲まれようとも、生きることを諦めないウソップ。そして、雲の中から再びルフィが姿を現す……! - 二十年の祈り!ワノ国を取り戻せ
第1075話二十年の祈り!ワノ国を取り戻せルフィに鬼ヶ島をどけろ!と託された龍の姿となったモモの助は、自分を信じてくれるルフィや亡くなった両親、生き別れた妹のことを想って、花の都に向かって飛ぶ鬼ヶ島に体をぶつけ始める。一方、ドクロドーム屋上では、カイドウが、火龍大炬【かえんダイコ】を放つと炎を纏った巨大な龍となり、巨人と化したルフィに対抗する。ルフィは、ゴムゴムの猿神銃【バジュラングガン】、カイドウは、昇龍・火焔八卦【かえんはっけ】を放ち、正面衝突が続く! ドクロドーム各所でルフィとカイドウの戦闘を見守るしかない赤鞘の侍達は、カイドウとオロチに敗れてからの20年、支配されてきたワノ国の過去を思い返していた。鎖国国家となったワノ国で、人々は奴隷にされ、水も食べ物もない苦しい日々……。一方、宝物殿で体を燃え上がらせ、小紫に迫るオロチを、「修羅場でござる……」と傳ジローは斬り捨てた。それは、火祭りで上がる空船の『オロチがいなくなりますように』という人々の願いを叶えるかのようだった……。 - ルフィの目指す世界!
第1076話ルフィの目指す世界!激突するギア5のルフィ、火焔八卦のカイドウ、ついに二人の戦いに決着がつこうとしていた。ルフィを見ながらカイドウは思い出す。10歳の時、既にウオッカ王国の最強の兵士として相手の国を滅ぼしていたカイドウ。13歳の時には「『天竜人』って奴らになぜみんな従うんだ……!?」と疑問を抱いたが、「カイドウを海軍に引き渡せば、ウオッカ王国には次回より世界会議・レヴェリーへの参加権を与える」という交換条件によって、国に売られてしまう。その後、脱走したカイドウは腹が減ったら海軍に捕まることを繰り返していたが、15歳の時にたどり着いた海賊島・ハチノスで白ひげにこう言われた。「お前、海賊やる気あんのか!? ロックスが会いたがってた……どうする?」カイドウはロックス海賊団に入った。その後、ゴッドバレーでロックス海賊団は崩壊。紆余曲折を経て、カイドウはキングと出会い、百獣海賊団を結成する。そんなカイドウに黒炭ひぐらしが近寄り、ワノ国へと誘う。カイドウはオロチと共にワノ国を支配した。 一方、話は現在に戻り、鬼ヶ島では一味や侍たちに火災の炎が迫っていた。だが、雷ぞうとジンベエが協力して城中に広げた「ゾウの水」によって火災は鎮火し、皆は危機から救われた。カイドウがルフィに叫ぶ。「お前が一体どんな世界を作れる!!? 麦わらァ~~~~~!!」ルフィは言う。「おれは……!!」その時、必死の形相で力をこめるモモの助、ついに立派な力強い焔雲を発生させ、渾身の力で鬼ヶ島を引っぱり、移動させた。ルフィは続ける。「友達(ダチ)が!! 腹いっぱい!! メシを!! 食える~~~~~!!! 世界!!!」その言葉に目を見開いたカイドウ。ルフィは猿神銃を打ち抜き、カイドウは物凄い速度で地面に落ち、地面を割って尚も地中へと吹き飛ぶ。そしてモモの助が引く鬼ヶ島が静かに花の都の手前に着地するのだった。 - 幕引き!勝者 麦わらのルフィ!
第1077話幕引き!勝者 麦わらのルフィ!ルフィ渾身の猿神銃がカイドウを貫いた。力を使い果たして意識を失ったルフィは、空から真っ逆さまに落ちていく。同じく意識を失ったカイドウは、大地を砕きながら地中深くへと吹き飛ばされていく。ルフィが地面に激突するその間際、ヤマトが受け止めた。大地の深部にあるマグマだまりへ飛び出したカイドウは、大しぶきを上げてマグマの中へ落ちていくーー。鬼ヶ島のドクロドーム屋上に立ったネコマムシが同盟軍、百獣海賊団に「落下する鬼ヶ島は! 巨大な龍となったモモの助様が受け止めた!!!」と伝え、万感の思いを込めて「おでん様の無念に始まったこの弔い合戦はついに!! わしらの勝利じゃあァ~~~!!!」と叫んだ。喜び、涙を流す麦わらの一味、赤鞘九人男ら同盟軍の面々。その頃、花の都では火祭りが賑やかにその終わりを迎えようとしていた。空船を見つめながら佇むおトコと飛徹。おトコが飛ばした空船には「おとうちゃん ありがとう」と書かれていた。風に乗って夜空高くへ飛んで行く空船。と、どこからともなく康イエの声が聞こえてくる「そうだな、その言葉は……武士として……何よりの誉れでござる……!!!」と。 その頃、鬼ヶ島そばに横たわっていたモモの助が目を開けた。ワノ国とその民を守ってみせると覚悟を決めるモモの助。と、その時大地が揺れ出した。地中深くのマグマだまりには、カイドウ、そしてビッグ・マムが漂っていた。意識を失った彼らの周りのマグマが沸騰しだし、ワノ国のとある近海で海面が熱を持ち沸騰し始める。それはどんどんと激しさをまして、やがてワノ国全土を揺るがす海底火山の大噴火が巻き起こった。その中にあって、意識を失ったルフィは穏やかに目を閉じている。ワノ国天上決戦の勝者、それはカイドウではなく、麦わらのルフィであった。花の都では、いきなり起こった海底火山の大噴火に人々が慌てふためいていた。と、そこへ背中に赤鞘達を乗せたモモの助が空を飛んでやってくる。龍の姿のモモの助にカイドウかと恐怖する民たち。「皆の者! 拙者、カイドウではござらん!!」そう言ったモモの助は変身を解いて煙の中へと消える。煙を見つめる民たちの前に現れたのは死んだと思われていた小紫ーー日和、そして後に続くのはヤクザの大親分、居眠り狂死郎と名乗っていた傳ジローであった。傳ジローは言った。「さて……話せば長いが……ワノ国の新しい将軍をお連れしている……!!!」 - 帰還! ワノ国将軍光月モモの助
第1078話帰還! ワノ国将軍光月モモの助花の都の人々の前に姿を現した赤鞘九人男。20年前に死んだと思われていた男たちの突然の出現は、たちまちワノ国全域に「光画」として中継され、情報が伝わった。ヤマトと初めて顔を合わせた麦わらの一味は、彼がカイドウの息子と知って警戒する。ところがヤマトは一味の仲間になりたいと申し出て、さらに驚かせる。お玉はスピードにすっかり懐いていて、技の効力が消えても一緒にいてほしい、と願い出る。スピードも同じ気持ちで、ここにようやく、お玉は安心できる場所が出来た。赤鞘九人男の後方から人影が進み出てくる。その男は堂々と「我が父・光月おでん」と声を上げ、ワノ国の人々にこれからの平安を約束する。 光画を通じてその宣言を聞いたお玉は、それがモモの助だと感じ取り、今までの苦しかった日々を追想する。思い起こすその記憶の中に、飛徹との出会いもあった。飛徹は数年の後に、『光月』という侍たちが鬼を滅ぼすと予言していた。今まさに、その予言は叶った、とお玉は確信する。もう一つ、ルフィが誓った言葉。腹一杯メシが食える国にする、という言葉を思い出して、お玉は号泣する。モモの助は宣言の最後に、堂々と名乗る。青年へと成長した姿に群衆は驚き、受け入れ、ワノ国の繁栄を願って大歓声があがる。後に「名将軍」と謳われることになるワノ国将軍光月モモの助が、ここに誕生した。 - 朝が来た!ルフィ達の休息!
第1079話朝が来た!ルフィ達の休息!天上決戦より7日後。ルフィとゾロは、戦いを終え力尽きてから、いまだ目を覚まさない。二人とも体はボロボロで、このまま目を覚まさない可能性もあると心配そうに言うミヤギ。しかしチョッパーは、必ず目を覚ますと確信している様子。一方でモモの助の統治宣言を受けたワノ国は、少しずつあるべき姿を取り戻しはじめる。これまで百獣海賊団やオロチたちに独占されていた桃源農園の作物は、ワノ国に生きる人々に行き渡るようになった。これまでは、寺子屋で光月おでんこそ悪者であり、将軍オロチが正義だと教えられていた歴史の授業も、本当のことが伝えられるようになる。鈴後にある常世の墓では、河松と錦えもん、マルコが話している。河松は、おでんと、国のため戦った者たちを祀るお堂を建てると言う。そこにオニ丸が姿を現す。久しぶりの再会を懐かしむ河松。一同は、ルフィとゾロの無事を祈る。 その想いが通じたかのように、ルフィとゾロは目を覚ます。肉と酒を、すごい勢いで腹におさめていくふたり。モモの助はふたりが目を覚ましたことを喜び、国を挙げて宴をしようと言う。そんなモモの助を不審な目で見つめるルフィとゾロ。二人はモモの助が大人になった姿を始めて見るのだった。その後、一同は風呂に入り英気を養う。束の間の休息を味わう一同だったが、ワノ国には海軍本部大将・緑牛の影が近付きつつあった。 - 祝祭の宴!新しき海の皇帝達!
第1080話祝祭の宴!新しき海の皇帝達!四皇のカイドウとビッグ・マムが敗北したというニュースは、新聞を通じてまたたく間に世界を駆け巡った。二人を倒したルフィ、ロー、キッドに対し、政府は30億べりーという破格の賞金を懸ける。ワノ国の花の都では、にぎやかな宴が始まっていた。お祭り広場の櫓ではブルックがギターを、日和が三味線を鳴らし、町人たちを楽しませる。城の地下室を訪れ、ポーネグリフを見つめるロビンのもとへ飛徹が現われる。飛徹の正体はおでんの父・光月スキヤキであり、そこはスキヤキが幽閉されていた部屋だったのだ。古代兵器・プルトンについて尋ねるロビンに、「この国にある」と告げるスキヤキ。 その頃、兎丼の元囚人採掘場に海軍大将の緑牛がやって来ていた。キングとクイーン、そして彼らの部下を串刺しにした緑牛は、ルフィを倒すべく花の都へ向かう。櫓に上がったルフィによって花の都の宴は大いに盛り上がり、今や最高潮に達していた。そこに駆けつけたキッドが、ルフィに新聞を突きつける。その紙面に載っていたのは新たな四皇の写真――バギー、ティーチ、シャンクス、そしてルフィだった。 - 世界が燃える!海軍大将襲来!
第1081話世界が燃える!海軍大将襲来!カイドウの支配から脱し、笑い声を上げる人々の中と共に祭りを楽しむ赤鞘衆の面々。しかし、花の都に近づいてくる不穏な気配を感じ取り、ひそかに郊外へ向かう。歩くたびに地面に草花を咲かせ、花の都に近づいてくる男……その正体は海軍大将・緑牛だった。緑牛の前に立ち塞がる赤鞘衆。緑牛は自分が用があるのはルフィだけだと告げ、赤鞘衆に襲いかかる。モリモリの実の森人間である緑牛は、自らを巨大な植物と化し、赤鞘衆を圧倒する。天竜人こそが世界の神だと語り、世界政府に加盟していないワノ国を見下す緑牛に怒る赤鞘。そこへヤマト、そして龍に変化したモモの助が加勢に現れる。 ワノ国の近海に停泊している赤髪海賊団の船の甲板には赤髪のシャンクスが立っていた。シャンクスはルフィの新たな手配書を見下ろし……かつて、自分達がゴムゴムの実を奪った過去や、幼少期のルフィとのやり取りを思い出す。バルトロメオの過剰なファンクラブ勧誘を理由に今、ルフィに会う事はしないと話すシャンクス。そしてクルー達に向かって、そろそろ『ワンピース』を奪りにいこうかと宣言するのだった。 - 新時代到来!赤髪の皇帝の怒り
第1082話新時代到来!赤髪の皇帝の怒り平和を取り戻したワノ国で開かれる盛大なお祭りに参加する麦わらの一味。一方、花の都に迫っていた海軍大将・緑牛を食い止めようと龍体のモモの助が挑んでいた。だが、大自然そのものである緑牛の能力に、モモの助も赤鞘の侍達も成す術がない。同じ頃、ロビンとローは光月スキヤキと共に旧オロチ城の地下へと階段を下っていく。地下深くから外を眺めると、そこには800年前のワノ国の町が沈んでいた。現在のワノ国は、後から〝藤山〟の中腹に作られたものだと発覚。そして、地下深くにある洞窟に辿り着いたロビンは、赤い石・ロードポーネグリフを発見する。スキヤキ曰く、さらにこの地下深くには、古代兵器〝プルトン〟が眠っているという。つまり、『開国』とは古くに作られた国の防御壁を破壊し、〝古代兵器を解放〟する事を意味するのだ。 そして、緑牛の能力に圧倒されていた赤鞘の侍達。それでもモモの助はヤマトやルフィに頼らず、遂にボロブレスを放ち、自力で緑牛を焼き払う。しかし、緑牛はすぐに再生して、モモの助に迫ろうとする。だが、そこに近海から強烈な覇王色の覇気が襲って来る。その正体は――シャンクス!! 「そんなに恐いか? 『新時代』が!!!」と、緑牛に言い放つ。その驚異的な覇気に降参した緑牛はワノ国を去っていく。その戦いを遠くで見ていたルフィたち。ルフィは、「懐かしい顔が浮かんだ」と笑みを浮かべるのだった。 - 動く世界! 新組織クロスギルド
第1083話動く世界! 新組織クロスギルド宴は終わり、花の都の城では緑牛との戦いで瘦せ細った雷ぞうとしのぶを錦えもんと菊が心配していた。 イヌアラシが言う。「悔しいがあの男の言う事は一理ある……カイドウでさえ、この国に敵を寄せ付けぬ抑止力だったのだ」と。そんな中、錦えもんは妻の鶴が生きていたことを伝えた。その後、ミンク族が集まった部屋ではイヌアラシとネコマムシが、キャロットをモコモ公国の新たな王に任命する。一方、モモの助と日和は飛徹が実は祖父のスキヤキであることを知り、感涙するモモの助が言う。「両親を失った拙者達には……肉親がいるだけで心づようございます!!」スキヤキは隠居を宣言し、これからはモモの助達が作る時代だと鼓舞した。城の一室に勢ぞろいした麦わらの一味、そこでロビンはこのワノ国に『プルトン』がある事を告げる。驚愕するフランキーをよそにルフィは全く興味がない。そこへ痩せて八頭身美人になったしのぶとお玉がやってきた。お玉はしのぶに弟子入りして強くなると宣言、ルフィも忍術を使えるようになったら仲間にすると約束した。 数日後、将軍としての仕事に忙しいモモの助、ゾロに剣術を教えてもらうという名目でルフィ達の部屋を訪れるが、そこはもぬけの殻だった。城内を駆けまわってルフィ達を捜すモモの助、日和に会い、ルフィ達が既に挨拶を済ませて行ってしまったと聞く。驚くモモの助、そこへ錦えもんも合流し、同じくルフィ達が傅ジロー達に挨拶をして行ってしまったと聞く。その頃、常影港ではルフィ、ロー、キッドがそれぞれの行先を決めていた。ログポースの示す3つの方角のうち、ローが北東を選び、くじびきで勝ったキッドが東に、負けたルフィが南東になった。そんな中、キッドが『CROSS GUILD』のポスターを見せる。そこには四皇になったバギーがクロコダイルとミホークを従えていた。進路が決まったキッドにローはロードポーネグリフの写しを渡した。そしてワンピースの争奪戦に参加するには『火の傷の男』を探せ、と意味深なことを告げるキッド。一方、ルフィ達を捜していたモモの助はヤマトの声を聞く。ヤマトは城の上から高らかに宣言する。「僕は!! 光月おでんの様に生きる!」と。 - 旅立ちの時 ワノ国と麦わらの一味
第1084話旅立ちの時 ワノ国と麦わらの一味話は少し前にさかのぼる。九里・おでん城跡地、おでんの墓の前に赤鞘としのぶ、遠巻きにキャロットを中心としたミンク族も集まっている。傅ジローが中心となって、おでんの墓に勝利を報告すると、そこへルフィ、ナミ、チョッパー、ブルックがやってきた。ここへ来る前に編笠村のペドロの墓標に墓参りしたキャロットは、そこでゾロとも会ったという。編笠村、ペドロの墓の隣には「トの康」の墓があり、そこにおトコとゾロの姿があった。そこへ現れる日和で、彼女もまたゾロ達の旅立ちを察していた。ゾロは手にしていた閻魔を睨み、言う。「おれたちはもっと強くなる」と。一方、フランキーは港友に別れを告げる。花の都の呉服屋では、「でかくて丈夫で黒い布が欲しい」と言うウソップ。ロビン芸者修業したお師匠の所で、舞の稽古をしているお染。そこへ陣中見舞いのサン五郎の屋台、「十八番そば」がやってきた。稽古はいったん中止し、皆でそばをもらうことにした。サンジは張り切って「十八番そば」を作り、お染はそのおいしさに感動。そこへロビンが、もう港へ向かわなければならない事をサンジに告げに来た。サンジは笑顔でお染に別れを告げる。 九里、おこぼれ町の茶屋にルフィとお玉がいた。狛ちよ、ひひ丸もいる。お鶴が持ってきた「おしるこ」をルフィとお玉が一緒に食べる。ルフィはおかわりするが、お玉はしない。「なんでだ? おれ達がこの国出る頃にはお前が毎日腹いっぱいメシ食える国にしてやるって言っただろ」しかしお玉は胸がいっぱいだったのだ。堪えていた涙がボロボロ溢れてしまうお玉。父ちゃんも母ちゃんも、エースも、アニキも、大好きな人はみんなおらのそばからいなくなってしまう、と。ルフィはお玉の頭をなでていう。「お前が自分の大切なごはんをごちそうしてくれたこと、おれは絶対に忘れねェ」お玉は笑顔に戻って言う。「アニキよりも、エースよりも、ずっとずっと強くなってみせるでやんす~~!!」。そして話は今に戻る。兎丼の常影港では一味がサニー号に乗り、出航の準備が出来たことをまだ地上にいるルフィに告げる。ナミはモモの助と錦えもんにだけ、お別れの挨拶をしてない事を心配するがルフィは確信しているように言う。「大丈夫だ。あいつは来る!」 - 終幕!ルフィとモモの助の誓い
第1085話終幕!ルフィとモモの助の誓い平和を取り戻した花の都に、赤鞘達の活躍を語る浪曲師の声が響き渡る。そんな花の都を後にして、モモの助、錦えもん、ヤマトはルフィ達を探して森を駆けていた。ルフィ達が自分と錦えもんに一言も告げず去って行ったのが悔しいモモの助。出航の準備をしている麦わらの一味、そしてルフィを発見したモモの助は、勢いよくルフィに飛びついた。ルフィに会えて笑顔のヤマトとは反対に、最も長い付き合いの自分と錦えもんに一言もなく出航する気かと怒るモモの助だが……一転、いきなり泣き出した。「行かないでくれ! さみしいィ!!」今までの旅を振り返り、モモの助は麦わらの一味に感謝を述べる。そして、自分はちゃんとした将軍になれるのかと、不安を吐露する。泣きじゃくるモモの助に、ルフィは渡したいものがあったから待っていたと言う。それは麦わらの一味の海賊旗だった。 「これをワノ国にかかげろ!!この先ヤベー奴が現れたら見せてやれ!! おれの仲間に手ェ出すって事は、おれ達にケンカを売るって事だ!」そうモモの助に向かって、言葉をかけるルフィ。そして、サニー号は出航する。去って行く麦わらの一味に手を振る錦えもん、ヤマト。モモの助は、小さくなっていくサニー号を見つめながら「拙者いつの日か……!! 光月おでんを超えてみせる!!!」と誓う。出航したルフィ達。そこへキッド、ローの船がやってきて並走することに。意地を張り合う三人は、海の端にある滝に向かって、危険も顧みず船で飛び出す。その頃、ワノ国で語られていた浪曲が終盤を迎えていた。浪曲師が語るのは、燃える城で対峙する日和とオロチの場面。恨みがましく睨む生首オロチに、日和は言った。「燃えてなんぼの!!! 黒炭に候っ!!!」浪曲は最高潮を迎え、観客からは万雷の拍手が巻き起こる。桜舞い散る花の都を歩くモモの助は、麦わらの一味の海賊旗を手に歩く。「旗をどこにかかげようか」緞帳が閉まり、桜舞い散る花の都の遠景が隠れていく。拍子木と共に現れるのは『終幕』の文字だった。 - 新皇帝!千両道化のバギー!
第1086話新皇帝!千両道化のバギー!ワノ国を出航したサニー号に新聞が届けられる。そこには、ルフィたちの手配書も折り込まれていた。今や「四皇」と称されるようになったルフィを筆頭に、ジンベエもくわえた麦わらの一味の賞金額は大きく跳ね上がり、それぞれが金額に一喜一憂している、その頃……。バギーズ・デリバリーを率いるバギーもまた、「四皇」の一人として知られるようになっていた。そのバギーのもとに、クロコダイルとミホークがやってくる。クロコダイルはバギーに貸した大金の取り立てが目的。そして王下七武海がなくなった今、ミホークと組んで海軍も無視できないほどの新たな組織の設立を考えていた。 デリバリーの仕事がうまくいっていないバギーは口八丁手八丁でクロコダイルに取り入り、新たな組織「クロスギルド」への参入を宣言する。バギーの部下たちは、あのクロコダイルやミホークとも手を組むバギーに惚れ直しているが、昔ながらの付き合いのアルビダたちは呆れている。クロスギルドの情報はただちに海軍の知るところとなり、警戒体制が高まる。海軍も大胆に勘違いして、今やクロスギルドはバギーが率いる要注意の組織として、クロコダイルとミホークは幹部として知られるようになった。ワノ国の動乱は、かくて世界の勢力地図を大きく塗り替える契機となったのである。 - 女ヶ島の乱!英雄コビーの一件
第1087話女ヶ島の乱!英雄コビーの一件少し時間を遡り、ヤマトはワノ国に残ることを決意していた。一緒に海へ出られると思っていたルフィ達は、大いに残念がる。しかし緑牛のような強い敵が、いつまたワノ国を襲うとも限らない。ヤマトがワノ国にいれば、ルフィ達も安心して冒険できる。ルフィはヤマトに説得され、ワノ国を託す。一方、アマゾンリリーには危機が訪れていた。ハンコックを狙う海軍が上陸し、戦士たちとの激戦を繰り広げる。海軍たちの狙いはただひとつ、ハンコックの身柄を拘束すること。そこに同じくハンコックを狙う黒ひげ海賊団が大海原から上陸する。三つ巴の戦いとなり、戦火に包まれるアマゾンリリー。黒ひげの前に、海軍が引き連れて来たパシフィスタが立ち塞がる。 パシフィスタは、幼い頃のミホークにそっくりな顔立ちをしていた。さらに強い力を持ち、黒ひげとも対等に渡り合う。黒ひげは闇穴道(ブラックホール)で難を逃れる。ハンコックは虜の矢(スレイブアロー)を放ち、黒ひげの右腕であるバスコショットやカタリーナ・デボン、海軍のヘルメッポを含む多数の者を石化する。更にコビーに狙いを定め、技を放とうとするハンコック。その時、黒ひげの闇水(くろうず)が発動する。ハンコックは黒ひげの手に捕らわれてしまった。能力を封じられるハンコック。焦りを浮かべる九蛇の戦士たち。ハンコックの首を掴み上げたまま、凄む黒ひげ。「お前の能力、手に入れたかったんだがなァ!!」。しかし絶体絶命の危機のなかでも、ハンコックは一歩も譲らない。自分を殺せば黒ひげの部下も永遠の石のままだと脅しをかけるのだった。 - 〝ルフィの夢〟
第1088話〝ルフィの夢〟数週間前の女ヶ島で繰り広げられた戦い。それは九蛇海賊団と海軍に加え、黒ひげ海賊団も入り乱れての激しい戦闘だった。ハンコックの能力を封じた黒ひげ=ティーチは主導権を握るが、そこに“冥王”レイリーが現われた。ティーチと海軍のコビーに対し、島から出ていくよう告げるレイリー。やげて戦いは終結し、ハンコックはレイリーに感謝する。そして、海軍が放った新型パシフィスタ“セラフィム”に思いを馳せる。凄まじい戦闘能力を持つ彼らの一体は、ハンコックの幼いころにそっくりだったのだ。 その頃、サニー号のルフィたちに激震が走っていた。革命軍のサボがアラバスタの国王コブラを暗殺し、王女ビビも失踪中というニュースを知ったのだ。「アラバスタへ行こう! マリージョアへ行こう!」と騒ぐルフィだが、ゾロの冷静な言葉に落ち着きを取り戻す。そして、ルフィは子ども時代にエース、サボに誓った自分の夢を、初めて麦わらの一味に明かす。海賊王になったら実現できるかもしれないルフィの夢、それは果たして……?






















































































































































































